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こんな悩みを解決します
- 「Apex Legendsをパソコンでプレイしたいけどスペックが足りない」
- 「ゲーミングパソコンを買う予算がない」
- 「GeForceNOWの使い方が判らない」
Apex Legendsは比較的動作の軽い3Dゲームのため、多少古いゲーミングPCでも快適に動きますが、新しいパソコンでもグラフィックボードを積んでいないとプレイできません。
「Apexのプレイだけに10万円以上もするゲーミングPCは買えない」という方には、GeForceNOWがおすすめです。
GeForceNOWはクラウド型のゲーミングサービスです。登録するだけでスマホやグラフィックボードのないパソコンでも3Dゲームがプレイできます。実際私がもうほとんど使っていない、古いノートパソコンでも問題なくプレイ出来ました。
この記事ではGeForceNOWでApex Legendsを遊ぶため、登録方法や実際にプレイした感想、メリット・デメリットなどを紹介します。この記事を読めば手持ちのパソコンやスマホ・タブレットでもApex Legendsが遊べるようになるはずです。
GeForceNOWってどんなサービス?
ゲーミングPCが無くてもゲームが出来る
GeForceNOWはNVIDIAのGPU仮想化技術を利用したクラウドゲームサービス。2020年の6月から正式にサービスが開始されました。
最大の特徴は性能の低いデジタルデバイスでも処理の重たいゲームを気軽にプレイできる事です。グラフィックボードのない低スペックパソコンやスマホ・タブレットでもApexやフォートナイトといった3Dゲームを楽しめます。また何十GBもあるゲームデータをインストールが不要のため、デバイスのストレージを圧迫する事がありません。
必要なのは【デジタルデバイス】【通信環境】【メールアドレス】だけです。
Apex Legendsやフォートナイトなど人気のFPSをはじめ100本近いゲームが無料。有料のゲームを含めると1,000本以上のゲームタイトルに対応しています。
スペックが低くても3Dゲームが遊べる理由
本来Apexをパソコンで遊ぶためには、重たい3Dの映像をリアルタイムで処理できるグラフィックボードが搭載されたゲーミングPCである事が条件です。グラフィックボード自体が高額なため、ゲーミングPCの費用は最低10万円以上はかかります。
GeForceNOWは、グラフィックボードが行うゲームの映像処理を、クラウドで提供するサービスです。
仕組みとしては、サーバー上にあるハイスペックなゲーミングPCを自分のデバイスで操作し、操作した結果をストリーミング映像で受信するだけです。
普通はゲームのプログラムをゲーミングPCにダウンロードしてプレイします。ユーザー側からゲームの管理を行っているサーバーには、操作の指示と結果のやり取りのみが行われ、映像処理はゲームプログラムを元にゲーミングPC内部で行われます。
GeForceNowを使用しゲームを行う場合、ユーザー側はGeForceNOWのサーバーにあるゲームプログラムに対し操作支持を出します。GeForceNOWのサーバー内部のグラフィックボードが映像処理を行い、ゲームの結果をリアルタイムでストリーミング動画としてユーザーに配信します。
GeForceNOWのアプリはインストールする必要がありますが、ゲームデータはサーバー上にあるため貴重なストレージ容量を圧迫する事がありません。ユーザーのデバイスに求められるのは、動画を受信して再生するだけのスペックがあるデバイスです。
GeForceNOWに必要なデバイスのスペック
パソコンは5年以内に発売されたパソコンであれば、まず問題なく動作すると思われます。必要スペック以下のパソコンでもストレスをあまり感じずプレイできたという情報もあります。
パソコン必要スペック
OS | Windows 7以降(64bitのみ)/Mac OS 10.10以降 |
CPU | 2.0 GHz以上のデュアルコアX86 CPU 2009年以降に発売されたMac |
メモリ | 4GB |
グラフィック | NVIDIA GeForce 600シリーズ以降 AMD Radeon HD 3000シリーズ以降 Intel HD Graphics 2000シリーズ以降 |
通信 | 有線または5GHzのWi-Fi環境 |
スマホ・タブレット
OS | Android OS 5.0 以降/iOS 14.2 以上およびiPadOS 14 以降 |
メモリ | 1GB以上 |
通信 | 有線または5GHzのWi-Fi環境 |
GeForceNOWの利用料金
性能が低いパソコンでも3Dゲームが遊べるGeForceNOW、気になるのは利用料金です。
GeForceNOWの利用料金はフリープランなら月額0円。完全に無料で使えます。
サービス提供元のNVIDIAも商売でやっているため、もちろん有料プラン(プレミアムプラン)もあります。
GeForceNOW 利用料金
フリープラン | プレミアムプラン | |
月額 | 0円 | 1980円 |
混雑時アクセス | 通常接続 | 優先接続 |
連続プレイ時間 | 1時間 | 6時間 |
レイトレーシング | - | 対応 |
フリープランは0円で使える反面、混雑時GeForceNOWに接続するまで時間がかかります。
18時~23時頃のピークタイムは平日でも接続まで数分間は待たされます。特に週末・休日などプレイヤーが増える時期はなかなかゲームに繋がらなくなります。
またゲームの連続プレイが1時間までです。
Apex Legends1プレイの平均時間は20~30分程度なので、1時間以内に一度接続を切り再度入りなおせばゲーム途中でタイムアップする事はありません。
ひとつ注意しておくのは1度接続を切り再度ログインしなおす時です。ゲームのプラットフォームにOriginを使っていると、再接続時にセキュリティとかちあって「アカウント使用中」のエラーが出やすくなっています。Steamであれば再接続時のエラーは出ないようです。
またOriginの接続エラーも時間を置いて接続すれば問題なくログインできます。
待機時間がストレスに感じる方は有料ですが1度プレミアムプランを試してみるのもおすすめです。
スペックより通信速度が重要
GeForceNOWで一番重要なのは、デバイスのスペックでもプランでもなく通信速度です。
パソコン・スマホなどのデバイスはよほど古いモデルでもなければ、ストレスなくプレイできます。ゲームプレイ時、操作ストレスになるのは通信速度がボトルネックとなった動作の遅延です。
GeForceNOWを使わない通常のプレイでは、通信内容は【操作支持】と【操作結果】などがメインで、通信量はあまり多くありません。GeForceNOWを使う場合、高画質のゲームの動画をリアルタイムで受信し続ける必要があるため、通信量が膨大になります。通信速度が遅い回線だと、動画の受信が遅れてモッサリとしたプレイ感になってしまいます。
実際GeForceNOWの使用環境は『有線または5GHzのWi-Fi環境、15Mbps以上の通信速度(25Mbps以上推奨)』となっています。Wi-Fi環境で速度制限がかかり1Mbps以下の通信速度だと、まともにプレイする事は出来ません。
可能であればWi-MaxなどのWi-Fiホームルーターではなく、固定の光回線で安定で高速の通信環境を整える事をおすすめします。
GeForceNOW【登録】からApexを遊ぶまで
ここからはGeForceNOWの初回登録からApexを起動させる流れを判りやすく解説していきます。
登録をはじめる前に、必ず登録に使うメールアドレスの用意とApex Legendsのパソコン用のアカウントを取得しておいて下さい。
登録手続きをしながら用意するとブラウザを閉じたり移動したりと面倒になります。
必ず先に用意するモノ
GeForceNOW【登録方法】
GeForceNOWのトップページにアクセスし、フリープランに登録を選択して下さい。
新規仮登録画面で登録用のメールアドレスを入力。
チェックボックスにチェックを入れ、注意事項から【仮登録時の注意事項】を下までスクロール。
確認ボタンを押して次に進みます。
登録メールアドレスに間違えがないか確認後、登録ボタンを押すと本登録のメールが届きます。
メールの本登録はこちらからユーザー登録へ進んで下さい。
ログインIDとパスワードを設定し、生年月日など必要な情報を入力。
チェックボックスにチェックを入れて、利用規約を確認後、確認ボタンで次に進みます。
ユーザー登録内容に不備がなければフリープランに登録するを選ぶと登録は終了です。
ここで登録したログインIDとパスワードはあとで必要になるので、必ず控えておいてください。
GeForce NOWアプリダウンロードから、自分のデバイスにあったデータをダウンロードしインストールします。
GeForceNOW【初回ログイン】
GeForceNOWを起動し右上からログイン、SoftBankを選択します。
※auはauスマートプレミアムプラン加入者のみ)。
SoftBank・auと携帯キャリア名からの選択で紛らわしいですが、携帯の契約会社は関係ありません。SoftBankの名前があるのは、日本でのGeForceNOWサービスの窓口であるためです。
登録時に設定したログインIDとパスワードを入力し、ログインから次に進みます。
登録メールアドレス宛に認証キーのメールが届が届くので、認証キーの入力画面に入力しログインするを選ぶと次に進みます。
生年月日と通知設定などをして登録するを選ぶとGeForceNOWの初回ログインは終了です。通知の設定・エラーログの設定はチェックを入れなくても構いません。
ApexをGeForceNOWで起動
ログインが完了したGeForceNOWのトップから、Apex Legendsを選択します。
ゲーム登録したプラットフォームを選びプレイで次に進みます。
接続待機画面に移行、自分に順番になるとログインウィンドウが表示されます。
ゲームのメールアドレスとパスワードを入力しサインイン。
ログインウィンドウのサインインしたままにするにチェックを入れて置いて下さい。今後ログイン時の手間が省けます。
お疲れ様です、これで登録から初回起動までの手順は終了。これ以降は通常のゲーム操作となります。
GeForceNOW【プレイレビュー】
5年前のノートパソコンでプレイ
3年ほど前に友人から譲り受けた、今はもう使っていないノートパソコンでGeForceNOWを試してみました。2017年に発売されたLenovoのThinkPad X1 Carbonです。グラフィックボードは非搭載なので、素では今流行りの3Dゲームはプレイできません。
ノートパソコン ThinkPad X1 Carbon
CPU | Core i5 6300U(2.4GHz) 第6世代 |
グラフィック | 8GB |
メモリ | intel HD Graphics 520 |
プレイした感想は「ビックリするぐらい快適」で、低スペックパソコンでありがちなパワー不足による処理遅れがありません。普段ゲーミングPCでプレイしてるApexと比べ、大きな違和感なくプレイできました。フレームレートは60FPS前後でキャラクターがヌルヌル動き、対人でも動作のラグは感じません。
5年前のスマホでプレイ
現役を退いた5年前のスマホでも動作を確認してみました。機種は【HUAWEI P20 lite】です。スマートフォンでのプレイは正直お勧めできません。
スマートフォン HUAWEI P20 lite
CPU | Hisilicon Kirin |
メモリ | 4GB |
GeForceNOWのインストールは問題ありませんが、起動するまでは少し時間が必要でした。
射撃演習場で動作確認。プレイ映像をスマホのカメラで移しているため判りにくいですが、動作はヌルヌルで画面のガタつきもありません。フレームレートも60FPSは出ています。
プレイしてみた感想は「画面が見えにくく、タッチパネルでは操作が困難」です。
普段27インチの画面でプレイしているのもありますが、スマホのプレイだと画面が小さくて視認性が悪いです。画面真ん中にターゲットがあればギリギリなんとかなりますが、画面端の遠いターゲットはほとんど見えません。エイムも困難です。
タッチパネルでの操作では対人戦は絶望的です。タッチパネルは操作性が悪く基本動作をさせるのが精一杯、また画面に操作パネルが表示されるため、視界がさらに制限されます。
どうしてもスマホでプレイすのならば、スマホと接続できるゲームパッドの購入をおすすめします。
【HyperX Clutch】ワイヤレス ゲーミングコントローラー
型番 | 516L8AA |
接続方式 | 2.4GHzワイヤレス/Bluetooth/USBワイヤード |
持続時間 | 最大19時間 |
互換性 | Android,パソコン |
GeForceNowのフレームレートやゲーム環境
フレームレートはおおよそ60FPS
検証に使ったノートパソコン・スマホでの最大60FPS、移動や画面切り替え時に57~60FPSで多少変動はありますが、おおよそ60FPSは出ています。(フルHD環境・初期設定)
画質設定を下げフレームレートを優先する設定でも変化が見られなかったため、GeForceNOWのサーバー側でグラフィック描写に使う処理能力に上限がかけられているようです。
GeForceNOWの公式HPには「ゲームタイトル毎にパフォーマンス・グラフィック・ストリーミング品質を最適化するように調整されております。」の一文がありました。実際アサシンクリードなど一部のタイトルではFPS制限がかかっています。
「Apexのフレームレートを制限している」とは書いてありませんが、【品質を最適化する】とは、多くのユーザーにサービスを提供するために制限をかけている事なのかもしれません。
連続プレイ1時間の制限
GeForceNOWフリープランだと連続接続が1時間までとなっていますが、ソロプレイでは気になりませんでした。
Apexの1ゲームは平均して20~30分です。1時間の制限があっても、上・中級者が1ゲーム終了までプレイで2~3回は連続して参加できます。序盤で脱落してしまう初心者であれば4~5回は連続でゲームに参加できるはずです。
フレンドとパーティーを組む場合はお互いのログイン時間を調整して合わせておかないと、途中で誰かがタイムアウトしてしまいます。復帰まで最低数分、ピークタイムだと数十分は待たされる羽目になりかねません。
セッションの残り時間が10分を下回ると、常時画面上部にカウントが表示されるようになり、時間を過ぎるとゲーム中でも強制的に終了してしまいます。
Apexをより快適に遊ぶためには
プレミアムプランを試してみる
安くワンランク上の環境を考えるのならGeForceNOWプレミアムプランがおすすめです。
フリープランのストレス源は、GeForceNOW接続までの待機時間と、連続プレイが1時間しかないのでフレンドとのパーティーが組みにくい事です。プレミアムプランならこの二つは解消されます。
プレミアムプランは優先接続なので、フリープランの順番待ちを飛び越えてアクセスできます。ピーク時間帯ではその違いがはっきりと判ります。
連続接続時間は最大6時間です。食事も忘れて熱中しない限りはタイムオーバーで強制終了になる事はほぼありません。決まったフレンドとのパーティープレイも容易になります。
【月額1980円】小遣いの範囲でストレスを減らす事のできるプレミアムプランはおすすめです。
ゲーミングPCの購入を検討する
ストレス緩和以上にApexでの勝率を上げたいのなら、やっぱりゲーミングPCを買ってしまうのが一番です。お金はかかりますが、快適で精度の高いプレイングが可能になります。
GeForceNOWはNVIDIA独自のシステムにより、遅延を感じさせないリアルタイムのクラウドゲーミングを可能としていますが、ゲーミングPC環境のプレイヤーには一歩届きません。
GeForceNOWではゲームの成績に大きく関わってくるフレームレートは60FPSが限界です。また接続者の増えるピークタイムには映像の乱れや、ストリーミング映像受信の遅延によりモッサリとした動きになる事もあります。
ゲーミングPCに環境を移せば、フレームレート100FPS以上、ピークタイム時も画像遅延によるプレイミスもなくなります。
GeForceNowのまとめ
この記事ではGeForceNowでApexを遊ぶ方法を解説させて頂きました。
GeForceNowは回線環境さえ整っていれば少ない投資でゲームが出来るサービス。自宅にゲーミングPCがなくても、古いデバイスでApexができます。フリープランでは接続までの待機時間によるストレス、回線混雑によるゲーム遅延・映像の乱れなど多少のデメリットはありますが、無料でスタートできるので敷居は低いはずです。
Apexをプレイしてみたい方、プレイステーション環境からパソコンへ移行を検討している方は一度試してみてはいかがでしょうか?改めてゲーミングPCを買うかどうかの判断材料になると思います。
ゲーミングPCに興味のある方は、ゲーミングPCでAPEXを楽しむための『BTOパソコンショップ10選』の記事をご覧下さい。